子供たちにとっての教育環境を整えることは、家庭でも学校でも必要です。最近では、教育の妨げになる暑さの問題から、各教室にクーラーが設置されています。家庭教育では、成長に合わせて対応できる機能的な子供部屋を考えることにしましょう。幼い子供にとっての子供部屋は遊び場です。個室で寝たり、勉強したりするようになるのは、小学校に上がってからです。しかし、思春期に入った子供には、やはり個別の空間が必要で、年齢によって部屋の使い方や必要とする環境は様々です。ちなみに、保育園でも家庭でも、日当たりがよく、風通しのいい場所に配置するという考え方もありますが、せいぜい小学生の頃までだといいます。中学生や高校生にもなると、日中は部屋にいないことが多く、せっかくの好環境が生かされないものになってしまいます。また、勉強への集中力を考えると、南向きの日当たりより、北向きが効果的なのだそうです。確かに、日当たりがよく、ぽかぽか陽気なら眠気が勝ってしまいます。